【全国初:陸上風力発電事業者対象】イヌワシの生息地域のゾーニング情報について公開しました! 

トピックス温暖化情報

岩手県では、陸上風力発電事業に係る環境影響評価ガイドラインにおける立地選定に関する基準のうち、鳥類(希少猛禽類)に関する情報をこのほど公開しましたのでお知らせします。




昨年、岩手県最大規模の陸上風力発電「住田遠野ウインドファーム」が商用運転を開始するなど、岩手県は風況に恵まれた地域であり、風力発電の導入が進められています。しかしその一方で、風力発電立地の候補地域が、国の天然記念物で絶滅危惧種であるイヌワシの生息地と重なるところも多く、イヌワシが陸上風力発電に使用されるプロペラへ衝突する可能性や、えさや繁殖の場が減少するのではないか等といった、イヌワシの生息を脅かす問題もあるといわれています。

上記の流れから、岩手県では再生可能エネルギーと生物多様性の両立を目指すため、このほど陸上風力発電事業者向けにイヌワシの生息地域のゾーニング情報(※立地回避区域)として資料をまとめ、HPにて公開いたしました。
立地計画への参考資料として、ご活用ください。



詳しくはこちら↓
□環境要素ごとの基準に掲げる区域(鳥類)(岩手県ホームページ)
https://www.pref.iwate.jp/kurashikankyou/shizen/yasei/1073307.html



【お問い合わせ先】
岩手県環境生活部 自然保護課 野生生物担当                 
電話番号:019-629-5371