いわて脱炭素経営カルテ(地球温暖化対策計画書等)の公表及び優良事例の紹介について
トピックス温暖化情報
岩手県では、県内事業者の二酸化炭素排出量の削減状況等を記載した「いわて脱炭素経営カルテ」(地球温暖化対策実施状況届出書)について、公表に同意いただいた分を新たにオープンデータ化することとしました。従来からの小まめな消灯やエコドライブといった身近な対策に加えて、今回のカルテからは本格的な省エネ・再エネ投資が増えていることが読み取れます。
例えば、LED照明や太陽光発電の導入は、資金回収期間(PB)が5~10年間程度であることが多く、高い投資利益率(ROI)が期待できることから、単なる温暖化対策だけでなく、企業の財務状況の改善にも資するものです。
さらに、温暖化防止いわて県民会議若者WGの提言(R5.11)にもあるとおり、今後は人材や資金といった経営資源が脱炭素経営企業に集中することが予想される中、今回のカルテのオープンデータ化に伴って、省エネ・再エネ投資の好事例が県内事業者に広く横展開されることが期待されます。
令和5年度に提出・公表に同意した事業者の中から、今回は、以下の視点で他社の参考になると思われる事例を県がピックアップして紹介しています。
◎自家消費型太陽光発電設備の導入 ― 株式会社PJ二戸フーズ
◎風力発電等の活用 ― いわて生活協同組合
◎車両のEV化 ー 守山乳業株式会社 葛巻工場
◎省エネルギー診断の活用 ― 株式会社アマタケ
以上の他、地球温暖化対策実施状況届出書(いわて脱炭素経営カルテ)令和5年度提出分について、公表に同意いただいた事業者名称も下記HP内でお知らせしています。
詳しくはご確認ください↓
◎いわて脱炭素経営カルテ(地球温暖化対策計画書等)の公表及び優良事例の紹介について(岩手県ホームページ)
https://www.pref.iwate.jp/kurashikankyou/gx/ontai/1069376.html