【事業者向け】宮古市、久慈市に続き、紫波町が「脱炭素先行地域」になりました!

トピックス温暖化情報

環境省では、民生部門(家庭部門及び業務その他部門)の電力消費に伴うCO2排出の実質ゼロを実現し、運輸部門や熱利用等も含めてその他の温室効果ガス排出削減も地域特性に応じて実施する地域を「脱炭素先行地域」として選定し、支援をしています。
 
2022年度は第1・2回あわせて46件を選定したところですが、2023年度第3回の選定において16件選定され、そのうちの1つに岩手県紫波町の提案が選定されましたので、お知らせいたします。
 
岩手県内では、第2回に選定された宮古市、久慈市に続き、第3番目の選定地域となりました。

  
                                  
            



<紫波町の提案概要>

【共同提案者】
東日本電信電話株式会社岩手支店、NTTアノードエナジー株式会社、合同会社北上新電力、株式会社ビオストック、盛岡広域森林組合、有限会社二和木材、株式会社東北銀行、盛岡信用金庫、紫波太陽エネルギー(株)設立協議会

【重点選定モデル】 
農業振興×脱炭素

【概要】
◎みくまるっと脱炭素化モデル事業◎
町内最大の観光施設であるラ・フランス温泉館が立地する水分地区、町の循環型まちづくり形成の中心的施設であるえこ3センターが所在する新山地区において、PPAを中心とした太陽光発電・蓄電池のほか、木質バイオマス熱電併給設備、町内生ごみ等を原料とするメタン発酵バイオガス発電等を導入し、脱炭素化を実現。バイオガス発電により発生する消化液については、「水田活用の直接支払交付金」(農林水産省)を活用して町が作付を推奨している子実用トウモロコシ等の肥料として活用し、農業振興と脱炭素施策の相乗効果を生み出す。


紫波町の取り組みについて、詳しくは下記よりご覧ください↓↓

◎第3回 脱炭素先行地域の概要(環境省HP) 
https://policies.env.go.jp/policy/roadmap/assets/preceding-region/3rd-DSC-kekka-gaiyo.pdf


<参考>

◎第2回 脱炭素先行地域の概要(環境省HP) ※久慈市、宮古市の概要はこちらからどうぞ
https://policies.env.go.jp/policy/roadmap/assets/preceding-region/2st-DSC-kekka-gaiyo.pdf


◆カーボンニュートラルの未来を地域から(環境省Webマガジンecijin 特集記事)  
カーボンニュートラルへ向けて、先駆けとなって脱炭素に取り組んでいる地域・事業を紹介しています。
https://www.env.go.jp/guide/info/ecojin/feature1/20230405.html