第2次岩手県地球温暖化対策実行計画(令和5年3月改訂)について

トピックス温暖化情報

岩手県では、令和3年(2021)年3月に「第2次岩手県地球温暖化対策実行計画」を策定し、地球温暖化対策に取り組んできましたが、削減目標が引き上げられた国の地球温暖化対策計画の改訂や、社会情勢の変化等に対応するため、同計画を見直し、令和5年3月に第2次岩手県地球温暖化対策実行計画を改訂しました

同計画は、計画期間を超えた長期的な目標として掲げた「温室効果ガス排出量の2050年度実質ゼロ」を踏まえ、県民や事業者、行政などの各主体が一体となって、気候変動の原因となる温室効果ガス排出削減対策の緩和策と、気候変動により今後予測される被害を回避し軽減する適応策に取り組むことにより、持続可能な脱炭素社会の構築を目指し策定したものです。


改訂のポイントは、以下のとおりです。

 
(令和3年3月時点での令和12(2030)年度の目標)
①温室効果ガス排出量を平成25(2013)年比で41%削減
②再生可能エネルギーによる電力自給率 65%
③森林吸収量の見込み 1,339千トン


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(令和5年3月改訂後の令和12(2030)年度の目標)
①温室効果ガス排出量を平成25(2013)年度比で57%削減
②再生可能エネルギーによる電力自給率 66%
③森林吸収量の見込み 1,416千トン



※詳しくは下記HPをご覧ください↓↓
◎第2次岩手県地球温暖化対策実行計画(令和5年3月改訂)
https://www.pref.iwate.jp/kurashikankyou/kankyou/seisaku/1005573.html



また、岩手県では、令和3年2月17日に「いわて気候非常事態宣言」を発表しています。
「温室効果ガス排出量2050年実質ゼロ」の実現に向けて、県民と気候変動に対する危機意識を共有し、地球温暖化対策実行計画に基づく温暖化対策に連携して取り組むことを表明するものです。県民一人ひとりが自分のこととして行動し、オール岩手で対策に取り組みましょう。

※第2次岩手県地球温暖化対策実行計画(令和3年3月)の策定について(岩手県ホームページ)
https://www.pref.iwate.jp/kurashikankyou/kankyou/seisaku/1005573.html

※いわて気候非常事態宣言(岩手県ホームページ)
https://www.pref.iwate.jp/kurashikankyou/kankyou/seisaku/1037519.html