【事業者向け】いわて復興パワー水力プレミアムについて

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 岩手県企業局では、令和2年4月27日より、東北電力株式会社と連携し、岩手県企業局の水力発電所で発電したCO2フリーの電力を県内企業等に供給する再生可能エネルギー地産地消の取組、「いわて復興パワー水力プレミアム」を実施しています。二酸化炭素排出削減に取り組む企業に向けて、岩手県企業局の水力発電所で発電した二酸化炭素を排出しない電力を供給するプランです。

 今回、令和4・5年度においても同取組を継続することとなりました。
 
 
令和4・5年度の東北電力との売電契約については、令和2・3年度から継続して胆沢第二発電所ほか13箇所の電力を供給することとしたところです。

この契約に基づく地域貢献の取組として、県内企業等が使用する電力を、岩手県企業局が発電した再生可能エネルギーによる電力及び非化石価値(以下、「再エネ電気」という。)を供給することにより、再生可能エネルギー地産地消の取組を実施することとしたものです。

令和2・3年度、2.2円/kWh(税込み)の付加価値を電気料金に上乗せしておりましたが、今般の再エネニーズの高まりや非化石価値取引市場の見直し等の環境変化を踏まえ、令和4・5年度の料金単価を、1.1円/kWh(税込み)に引き下げることとしました。

この機会に、いわて復興パワー水力プレミアムについて、是非ご検討ください。
 
「いわて復興パワー水力プレミアム」

(1) 目的
再生可能エネルギーの利活用の促進により、本県の低炭素社会の形成に寄与しようとするもの。

(2) 内容
企業局 
県内14か所の水力発電所で発電した再エネ電気を東北電力に供給(5億5,100万kWh)
 ↓ 
東北電力
企業局から受電した再エネ電気を県内企業等に供給
名称「いわて復興パワー水力プレミアム」
 ↓ 
施設等
施設等で使用する電力を企業局が発電した再エネ電気で賄う
 
(3) 対象企業
県内に事業所を置く企業等(公共施設等を含む)であること
高圧(6,000V)又は特別高圧(60,000V等)であること

(4) 取組期間 
令和4年4月1日から令和6年3月31日まで

※「いわて復興パワー水力プレミアム」再生可能エネルギー地産地消の取組(令和4年7月28日)(岩手県ホームページ)
https://www.pref.iwate.jp/kigyoukyoku/1035396/1029405.html