令和4年版環境白書・循環型社会白書・生物多様性白書が公開されました

トピックス温暖化情報


令和4年版環境白書・循環型社会白書・生物多様性白書は、令和3年6月7日(火)に閣議決定されました。

2030年までを「勝負の10年」として、国内外で「脱炭素ドミノ」を起こしていくために私たち一人ひとりが、未来に影響を与える当事者であるという意識を持って行動し、脱炭素のみならず、資源循環、分散・自然共生という多角的なアプローチによってグリーン社会の実現を目指していくことをお伝えしています。
以下のサイトからご覧ください。

環境白書・循環型社会白書・生物多様性白書
(環境省 ホームページ)

http://www.env.go.jp/policy/hakusyo/

※令和4年版環境白書・循環型社会白書・生物多様性白書の公表について(環境省 ホームページ
http://www.env.go.jp/press/111155.html


令和4年度版環境白書の概要
(令和4年版環境白書・循環系社会白書・生物多様性白書 概要より)


■1.5℃に向けて
~気候危機とも言われる気候変動問題や生物多様性の損失に対して世界が大きく動き出し、危機的状況を乗り越えることを目指す。
IPCC第6次評価報告書での温暖化への「人間の影響」の明記をはじめとする気候変動に対する科学的知見や COP26等の動向、気象災害がもたらす経済的影響、生物多様性に対する科学的知見やCOP15等の国際動向。

■脱炭素、循環経済、分散・自然共生という多角的な切り口によるアプローチ
~脱炭素、循環経済、分散・自然共生という多角的かつ、相関している3つのアプローチからグリーン社会の実現を目指す。
脱炭素社会の実現に向けた地球温暖化対策推進法の改正を始めとする法制度等の改定、成長に資するカーボンプライ シングの検討、適正な再生可能エネルギーの普及拡大、ESG金融の推進、プラスチック資源循環の促進、2030年まで に陸と海の30%以上の保全(30by30)、国立公園における保護と利用の好循環、外来生物対策など。

■私たちが変える持続可能な地域とライフスタイル
~「新しい資本主義」と
地域の脱炭素化、地域循環共生圏の拡大と深化(SATOYAMAイニシアティブ、ESG地域金融,環境教育等)、ライフスタイル(住まい、食、ファッション、移動など)の変革、人の命と環境を守る(熱中症対策、エコチル調査、化学 物質対策)など。

■東日本大震災・原発事故からの復興・再生に向けた取組
~被災地の環境再生の取組のこれまでの歩みや、復興の新たなステージに向けた「福島再生・ 未来志向プロジェクト」の取組を伝える。
帰還困難区域の復興・再生に向けた取組、福島県内除去土壌等の県外最終処分に向けた取組、復興の新たなステー ジに向けた未来志向の取組、ALPS処理水に係る海域モニタリング、リスクコミュニケーションの取組を概観。

「令和4年度版環境白書を読む会」
環境省は地方環境事務所と共同で「環境白書を読む会」を開催します。この会では、令和4年版環境白書・循環型社会白書・生物多様性白書(令和4年6月7日閣議決定)について、テーマや狙い等を環境省の担当者が解説します。オンライン開催です。

※令和4年度「環境白書を読む会」の開催について(環境省 ホームページ)
https://www.env.go.jp/press/111156.html

いわてSDGsカフェ番外編
学生やビジネスパーソンも必見!
いわてにおける「サスティナブル」「SDGs」を環境白書から学ぼう!

◆日時:2022年6月22日(水)18時~20時
◆会場:
岩手県立大学アイーナキャンパス 学習室1 (アイーナ7階)
〒020-0045 岩手県盛岡市盛岡駅西通1丁目7番1号 いわて県民情報交流センター(アイーナ)

◆対象:どなたでも
◆参加費:無料

◆内容:
(1)みんなで見る
『環境省「環境白書」制作チームが解説!「これからの就活生必見! サステナブルのキーワード」ウェビナー』を一緒に見ましょう。
(2)みんなで話す
いわてにおける「サスティナブル」「SDGs」について、いろいろな立場から考えてみよう。

◆お申込み
お申込みフォームからどうぞ。
https://forms.gle/apUHUW5fUvrRtWGX8

◆お問合せ
いわてSDGsカフェ実行委員会事務局:NPO法人環境パートナーシップいわて
TEL:019-681-1904
email:iwatesdgs@gmail.com

◆主催:いわてSDGsカフェ実行委員会
(構成 :NPO法人環境パートナーシップいわて / リコージャパン株式会社 岩手支社 / 岩手県環境保全連絡協議会) 
◆協力:INS - SDGs研究会