一関地球温暖化対策地域協議会「脱炭素な暮らし事例発表会」が開催されました

トピックスイベント情報

一関地球温暖化対策地域協議会(IEL)では、CO2排出ゼロを目指す家庭での取組みを知っていただく機会として、「脱炭素な暮らし事例発表会」を開催しました。
家庭におけるCO2排出量を基に、太陽光発電、薪ストーブ、太陽熱温水器、電気自動車、蓄電池などを利用している5人の発表者が、暮らしぶりを具体的に発表しました。会場の参加者は発表者の年間CO2排出量の一覧表を参考に、脱炭素な暮らしについて理解を深めました。
 

薪風呂、薪ストーブ、太陽熱温水器、太陽光発電をセルフビルドの住宅に設置。
CO2排出量を実質マイナスにしています。


養蚕で使用していた倉庫の屋根に太陽光パネルを設置。
電気自動車を通勤に使っていますが、充電時間と使う時間帯との調整を
もっと効率よく行いたいそうです。
 
また、発表を受け、会場からは太陽光パネルの除雪、リサイクル、性能・価格帯の比較、撤去費用など、具体的な質問がされていました。
展示・デモコーナーでは、現在開発中の野立式太陽光パネルが展示され、こちらも多くの方が関心を持たれていました。
 
岩手県地球温暖化防止活動推進センターは温暖化の仕組みや緩和と適応、岩手県の課題などをわかりやすくまとめたポスターの展示を行いました。
 

 脱炭素な暮らし事例発表会 
【日時】令和3年2月6日(土)13:30~16:00
【場所】一関保健センター1階多目的ホール

【プログラム】
Ⅰ:主催者挨拶
Ⅱ:発表1~5
Ⅲ:意見交換

主催:一関地球温暖化対策地域協議会(IEL)
共催:岩手県地球温暖化防止活動推進センター(ICCCA)

※地球温暖化対策地域協議会(イワテエコ HP)
一関地球温暖化対策地域協議会のほか、葛巻、宮古、雫石など、岩手県内の地球温暖化対策地域協議会の活動を紹介しています。
http://www.iwate-eco.jp/know/kyougikai.html

「地球温暖化対策地域協議会」とは?
地球温暖化対策地域協議会は、民生部門(家庭、業務)における温室効果ガスの排出量を削減するため、日常生活の中から対策を実践することを目的とした会です。
岩手県内には、15団体の「地球温暖化対策地域協議会」が設立されています。 

※地域協議会について(環境省)
http://www.env.go.jp/earth/ondanka/kyogikai/index.html