10月は3R推進月間です　「もったいない・いわて3R運動」「食品ロスの削減」

岩手県では、ごみの減量化とリサイクルを推進するため、古くからある”もったいない”という知恵を活かし、 Reduce（リデュース）：ごみの減量化、Reuse（リユース）：くりかえし使う、Recyle（リサイクル）：資源として再生利用する、の3R（スリーアール）に基づくライフスタイルの実践を呼びかける『もったいない・いわて3R運動』を展開しています。

これは平成32年度（令和2年度）までに東日本大震災前（平成22年度）の水準（県民一人1日当たりごみ排出量：911g、リサイクル率：20.6％など）に回復することを基本として目標を掲げているものです。岩手県の取組として、「いわて三ツ星ecoマナーアクション」や「エコショップいわて認定制度」などを実施しています。

令和2年7月からはレジ袋が全国一律で有料となりました。プラスチックごみによる環境汚染も大きな問題になっており、「海と日本プロジェクトin岩手」など、地域で取り組む活動も始まっています。

地球温暖化防止対策としても、持続可能なライフスタイルへの変換が急務です。
できることから、関心のあることから参加してみませんか？

※令和2年度「もったいない・いわて3R運動」事業計画（岩手県ホームページ）
⇒https://www.pref.iwate.jp/kurashikankyou/kankyou/seisaku/recycle/1032337.html

※「いわて三ツ星ecoマナーアクション」にご協力をお願いします（岩手県ホームページ）
⇒https://www.pref.iwate.jp/kurashikankyou/kankyou/seisaku/recycle/1020275.html

※エコショップいわて認定制度（いわてNPOフォーラム21ホームページ）
⇒https://ecoiwate.jimdofree.com/

※海と日本PROJEST in 岩手（海と日本PROJECT in 岩手　ホームページ）
⇒https://iwate.uminohi.jp/

※「みんなで減らそうレジ袋チャレンジ」キャンペーンに参加しよう（いわてわんこ節電所）
⇒https://www.co2-diet.com/topics/detail.php?id=328

  「食品ロス」とは、まだ食べられるにもかかわらず廃棄されている食品のことです。
日本における食品ロスの排出量は、年間約612万トン（H29年度実績）と試算されています。
このうち、家庭から排出された食品ロスは284万トン（46.4％）、事業所から排出された食品ロスは328万トン（53.6％）です。
また、この量は、国連による世界の食料援助量（約320トン）の2倍に匹敵する量で、国民全員が毎日お茶碗1杯分(132g）の食べものを捨てている計算となります。

食べ物を捨てるなんて”もったいない”という気持ちを大切に、日々の暮らしにおいて食品ロスを削減し、ごみの排出抑制に積極的に取り組みましょう。

 
◆消費期限とは・・・
消費期限は、期限を過ぎたら食べない方が良い期限、すなわち「安全性の保証期限」です。
◆賞味期限とは・・・
一方、賞味期限は、おいしく食べることができる期限で、すなわち「おいしさの保証期限」です。賞味期限は、期限を過ぎても、すぐ食べられなくなる、ということではありませんので、たとえ賞味期限を超過していたとしても、においなどによって本当に食べられないかということを判断するようにしましょう。

「賞味期限」を過ぎたから食べられない、と捨ててしまっていませんか？
また、購入する時は期限を確認して無駄のない買い物をしましょう！

 
家庭から排出されるごみのうち、ほぼ半数が生ごみといわれています。
その生ごみの中には、賞味期限や消費期限が切れた食品、食べきれずにそのまま捨てられた食材など、食品ロスとして捨てられているものが多く含まれています。
食品ロスを減らすことは、家庭ごみの減量化にもつながります。
以下の取組事例を参考に、日々の暮らしの中で、できることから食品ロスの削減に取り組みましょう。

◆買い物では
・買い物に出かける前に冷蔵庫内にある食材をチェックする。
・必要な食材を、必要な量だけ購入する。
・家庭での利用予定を考えて、消費期限を確認して購入する。
（なるべく手前に陳列されている食品を購入する）
・セール品でも、家庭で使いきれない量は購入しない。

◆調理の際は
・残っている食材から調理するように心がける。
・野菜や果物の皮を厚くむかない。
・食材によっては、皮も調理して使いきる
・食材を上手に食べきる

◆普段の生活では
・冷蔵庫の在庫をある程度把握して、食材を腐らせないように気をつける。
・計画的に献立を立てておき、食材を使い切るようにする。
・調理で作りすぎない、余ったら作りかえるなど献立や調理方法を工夫しましょう。

 
エコロルによる食育や、楽しく・おいしく・残さず食べようの「もったいない・いわて✰食べきり協力店」など、様々な取組を行っています。

※エコロルと一緒に食品ロスの削減に取り組みましょう！（岩手県ホームページ）
⇒https://www.pref.iwate.jp/kurashikankyou/kankyou/seisaku/recycle/1005658.html

※食品ロスポータルサイト（環境省ホームページ）
⇒http://www.env.go.jp/recycle/foodloss/index.html