2018年度の温室効果ガス排出量（確報値）およびエネルギー需給実績（確報）

2018年度の温室効果ガス排出量（確報値）およびエネルギー需給実績（確報）が発表されました。

温室効果ガス排出量（確報値）

環境省より、2018年度（平成30年度）の温室効果ガス排出量（確報値）が発表されました。

2018年度の温室効果ガスの総排出量は、12億4,000万トン（二酸化炭素換算）で、前年度比3.9%減（2013年度比12.0%減、2005年度比10.2%減）でした。

前年度からの減少要因

• 電力の低炭素化に伴う電力由来の二酸化炭素排出量の減少
• エネルギー消費量の減少（省エネ、暖冬等）による、エネルギー起源の二酸化炭素排出量が減少

※2018年度（平成30年度）の温室効果ガス排出量（確報値）について（環境省ホームページ）
⇒https://www.env.go.jp/press/107914.html


エネルギー需給実績（確報）

資源エネルギー庁により、平成30年度のエネルギー需給実績が発表されました。

１．需要動向

• 最終エネルギー消費は、前年度比2.7%減。電力は同2.0%減。
• 家庭部門は、暖冬の影響から、厳冬であった2017年度に比べて大幅に減少。企業・事業所他部門は、経済活動が緩やかに拡大したが、鉄鋼やエチレンの生産量の減少や省エネの進展等により減少。

２．供給動向

• 一次エネルギー国内供給は、前年度比1.8%減。化石燃料は5年連続で減少する一方、再生可能エネルギー及び原子力などの非化石燃料は6年連続で増加。
• 発電電力量は、同0.8%減。非化石電源の割合は、23.0%増。
• エネルギー自給率は、同2.3%p増の11.8%。（IEA：国際エネルギー機関）ベース）

３．二酸化炭素（CO2）排出動向

• エネルギー起源の二酸化炭素排出量は、前年度比4.6%減と5年連続減少し、2013年度比14.2%減。
• 電力の二酸化炭素原単位は、前年度比4.7%改善し、0.49kg-co2/kWh。

※「平成30年度（2018年度）エネルギー需給実績を取りまとめました（経済産業省ホームページ）
⇒https://www.meti.go.jp/press/2019/04/20190412007/20190412007.html

※総合エネルギー統計（需給関連）（経済産業省資源エネルギー庁　ホームページ）
⇒https://www.enecho.meti.go.jp/statistics/total_energy/


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