10月8日は「地熱発電の日」です

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10月8日は「地熱発電の日」


岩手県は熱資源ポテンシャル全国2位!?&日本の地熱発電先駆けの地!
日本の「地熱」世界3位の資源量。そして岩手県の地熱資源は全国有数のポテンシャルであると推察されています。
1966年10月8日は、岩手県八幡平市の松川地熱発電所が国内最初の商業運転を開始した日。2016年で50年を迎えたことを記念し、10月8日は「地熱発電の日」に制定されています。
しかしながら、利用について関心はあるけど、まだまだ進んでいない。そもそも地熱資源が豊富なことが、あまり知られていません。
2015年7月、国は「長期エネルギー需給見通し」を公表し、地熱発電については、2030年までに現状の発電量の約3倍を目指すこととしました。岩手県でも東日本大震災津波の経験を踏まえ、地域に根ざした地産地消の再生可能エネルギーの導入が求められており、地熱開発・地熱発電をクリーンエネルギーとして期待する声が高まっています。




県内での地熱・温泉熱利用の事例 
地熱・温泉熱は発電所以外にも、農業、水産業、医療・福祉・健康、交通など、様々な分野で利用されています。岩手県の主要な産業である農業や水産業の振興においては、自然環境の保全や環境負荷の低減が必要であり、クリーンなエネルギーの活用は重要な取り組みとなります。
近年、国際社会において持続可能な開発目標(SDGs)に基づく自治体運営や企業経営を 求める声が高まり、国内においても取組が活発化しつつあります。企業においても、これを新たなビジネスの好機として、商品や企業価値の向上につなげる動きも加速しつつあります。 地熱資源の利用は、このSDGsの実現につながるものであり、本県の活力の維持・向上にもつながるものではないでしょうか?


地熱・温泉熱の利用を始めるには?~再エネコンシェルジュ~
経済産業省 資源エネルギー庁が、再生可能エネルギー事業の導入を考えている事業者や自治体のために、無料の相談窓口を設けています。再生可能エネルギーの利用、事業化等について様々な相談に応じています。

※再エネコンシェルジュ.jp(経済産業省資源エネルギー庁 HP)
https://renewable-energy-concierge.go.jp

※岩手県再生可能エネルギーポータルサイト(岩手県 HP)
https://www.pref.iwate.jp/kurashikankyou/kankyou/seisaku/1005592/index.html