2017年度の温室効果ガス排出量(確報値)およびエネルギー需給実績(確報)

トピックス温暖化情報

温室効果ガス排出量(確報値)

環境省より、2017年度(平成29年度)の温室効果ガス排出量(確報値)が発表されました。

2017年度の温室効果ガスの総排出量は、12億9,200万トン(CO2換算)で、前年度比1.2%減(2013年度比8.4%減、2005年度比6.5%減)でした。

前年度からの減少要因

  • ・太陽光発電・風力発電等の再生可能エネルギーの導入拡大
  • ・原子力発電所の再稼働等によるエネルギーの国内供給量に占める非化石燃料の割合の増加等


※詳細は、環境省の報道発表資料をご確認ください。
「2017年度(平成29年度)の温室効果ガス排出量(確報値)について」
http://www.env.go.jp/press/106680.html


エネルギー需給実績(確報)

資源エネルギー庁により、平成29年度のエネルギー需給実績が発表されました。

1.需要動向

  • ・最終エネルギー消費は、前年度比0.9%増で東日本大震災以降初の増加。電力は同1.5%増。
  • ・家庭部門は、厳冬が影響し大幅に増加。企業・事業所他部門は、活発な経済活動により4年ぶりの増加。


2.供給動向

  • ・一次エネルギー国内供給は、前年度比1.2%増。化石燃料が4年連続で減少する一方、再生可能エネルギー及び原子力などの非化石燃料は5年連続で増加。
  • ・発電電力量は、同0.7%増。ゼロエミッション電源の割合は、同2.8%p増の19.1%。
  • ・エネルギー自給率(国際エネルギー機関ベース)は、同1.4%p増の9.6%。


3.二酸化炭素(CO2)排出動向

  • ・エネルギー起源CO2排出量は、前年度比1.6%減と4年連続減少し、2013年度比10.1%減。
  • ・電力のCO2原単位は、前年度比4.8%改善し、東日本大震災以降では最小の0.51kg-CO2/kWh。


※詳細は経済産業省ニュースリリースをご確認ください。
「平成29年度(2017年度)エネルギー需給実績を取りまとめました(確報)」
https://www.meti.go.jp/press/2019/04/20190412007/20190412007.html

「いわてわんこ節電所」では、ご家庭で取り組める「CO2削減アクション」として省エネなライフスタイルを呼びかけています。CO2排出量の現状を確認しながら一人一人できることを実践していきましょう!

CO2 REDUCTION ACTION~CO2削減アクション~

家庭で実践できるCO2削減の取組を紹介したイラスト