IPCC「1.5℃特別報告書」が公表されました

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気候変動に関する政府間パネル(IPCC)より「1.5℃特別報告書」が公表されました。
 

 気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第48回総会が10月1日(月)~6日(土)にかけて仁川(韓国)において開催されました。
 出席者は、各国政府の代表や世界気象機関(WMO)、国連環境計画(UNEP)、気候変動枠組条約(UNFCCC)等の関係者です。
 今回の総会では、「1.5℃特別報告書」に関する議論が行われ、政策決定者向け要約の承認と共に、報告書の本編が認められました。

 本報告書は、2015年に開催された第21回国連気候変動枠組条約(UNFCCC)締約国会議(COP21)において、UNFCCCがIPCCに対し、2018年に提供することを招請したものです。
 タイトルにあるように、気候変動の脅威への世界的な対応の強化と、持続可能な発展及び貧困撲滅をベースに、工業化以前の水準から1.5℃の気温上昇に係る影響やリスク及び適応、関連する排出経路、温室効果ガスの削減(緩和)等に関しての特別報告書となっています。

 政策決定者向け要約の概要が環境省HPよりご覧いただけます。
 ぜひご一読ください。

※IPCC「1.5℃特別報告書」政策決定者向け要約(環境省HP)(PDFファイル)
 ⇒https://www.env.go.jp/press/files/jp/110087.pdf

※詳細はこちら
 「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)「1.5℃特別報告書」の公表(第48回総会の結果)について」
(環境省HP)

 ⇒https://www.env.go.jp/press/106052.html

※IPCC「1.5℃特別報告書」(英語)
 ⇒http://www.ipcc.ch/report/sr15/